Mouthpiece
アライナーでの矯正治療
Mouthpiece
マウスピース型矯正治療(アライナー)

取り外し可能で、ひとりひとりの歯列に合わせたカスタムメイドのプラスチック製のマウスピース型矯正治療(アライナー)を作製します。目立ちにくいアライナーを歯牙に装着することにより、歯牙を徐々に理想の位置へと近づけていきます。そして何よりも、アライナーを装着していることにほとんど気づかれることがないため、治療中でもこれまでどおりの生活を楽しむことが可能です。
マウスピース型矯正治療(アライナー)
のメリット
見た目を気にせずに矯正治療ができる
従来の金属ワイヤーでは見た目が気になる、矯正治療を気付かれずにしたい方などに適しているかと思います。アライナーは笑顔で話していても、よほど注意深く観察しない限りは付けていることを全く気付かれません。また、お食事の際には簡単に取り外すことができるので、外食時にも気兼ねすることがありません。

金属アレルギーがある
アライナーは厚さ0.5ミリの素材で出来ています。 一切金属を使用しないことから、金属アレルギーをお持ちの方にも安心して治療を受けていただけます。
違和感が少なく治療をしたい
アライナーは歯型の精密なデジタルデータをもとに患者さまに合わせたオーダーメイドで作成されます。そのため患者様の歯と歯茎にぴったりフィットし、違和感が抑えられます。また、アライナー装着の初期には多少の圧迫感を感じますが、付けているうちに気にならなくなっていきます。
矯正治療はしたいが、矯正器具の見た目が気になる
アライナーは透明な素材で、厚さは0.5ミリと非常に薄くできております。歯にピッタリとフィットしており、よほど注意深く観察しないと見た目にはほとんどわかりません。
矯正治療中、食事に気を遣わないといけない
お食事中は取り外していただき、おいしく召し上がっていただくことができます。取り外しが簡単なので、外食も気兼ねなく楽しめます。
また、取り外してきれいに洗えることから、お口の中を清潔に保つことができます。話すとき矯正器具が邪魔をしないか心配
従来の矯正器具では金属が口内にあたって話しにくい場合もありましたが、アライナーは薄く歯と歯茎にフィットしているため、最初は少し違和感があるかもしれませんが、慣れれば普段と変わらず話せるようになります。人前で話す機会の多い方にオススメです。
矯正治療を誰にも気付かれずにしたい
人と接してお話をする方や、見た目が大切な職業の方に適しています。アライナーを装着していることは本人が言わない限り周囲の人はほとんど気が付きませんし、着脱が簡単なので必要なときには外しておくことが可能です。
Flow
マウスピース型矯正治療(アライナー)の
治療の流れ
厚さ0.5mmの透明なアライナーを装着することで歯を動かしていく治療システムです。1つのアライナーで約0.25mmずつ歯を動かしていきます。アライナーの装着時間については、食事と歯磨き以外の一日22時間以上の使用となっています。アライナーの交換は7日間ごとに新しいマウスピースを患者様ご自身で交換していただきます。
Step
口腔内スキャニング
上下の歯型を口腔内スキャナーを使用して記録していきます。
Step
コンピューター画面で歯型を確認
スキャニングを行ってすぐに、歯型を3Dで確認いただけます。
Step
治療計画立案
数日で治療計画のシミュレーションが出来上がります。
Step
アライナーの到着
治療計画の基づいて製作されたアライナーを制作、患者様へご連絡します。7-10日後以降、ご都合のよろしい日時に来院してください。
FAQ
マウスピース型装置での
矯正治療に関する
よくある質問
アライナーは一日にどのくらい装着しますか?
およそ1日20〜22時間以上の装着が必要です。
アライナーでの治療は何歳まで可能ですか?
健康な歯と歯ぐきをお持ちの方でしたら、どなたでも矯正治療が受けられます。
アライナーの装着時に痛みはありますか?
新しいものに交換した際に、「多少の痛みや違和感を感じるがおよそ数日で治まる」という患者さまがほとんどです。
アライナーの装着以外に何かすることはありますか?
アライナー装着・交換時には、歯とアライナーを良くするフィットさせる為に、Chewies と呼ばれるものを咬んでいただきます。 また固定式矯正器具での治療と同様に、顎間ゴムというものを使用していただくことがあります。

どのような症例でも治療を受けることができますか?
アライナーのみで全ての症例に対応することはできません。その場合は、他の治療方法を組み合わせて治療することをお勧め致します。
他の矯正治療より治療期間はかかりますか?
基本的には同じ程度です。しかし、患者さまの治療への協力度やお口の中の状態よってはアライナーでの治療期間が長くなると判断した場合、他の治療方法をご提案することもあります。
*アライナーは海外技工物のタイプもあり、完成物薬機法対象外の装置で、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 矯正治療の一般的な治療費は60万~150万円、一般的な治療期間は2~3年、一般的な治療回数は24~36回となります。使用する装置、症状や治療の進行状況などにより変化しますので、参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。
- 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
- 治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
- 歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
- 装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
- ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
- 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
- 歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
- 装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
- 顎の成長発育により、歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
- 治療後に、親知らずの影響で歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
- 加齢や歯周病などにより、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。
- 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
マウスピース矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用
- マウスピース矯正治療は、機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
- ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
- 症状によっては、マウスピース型矯正治療(アライナー)で治療できないことがあります。
- お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
- 装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
- 治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
- 食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
- 治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
- お口の状態によっては、マウスピース型矯正治療(アライナー)に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
- 治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
- 薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。
薬機法において承認されていない医療機器「マウスピース型矯正治療(アライナー)」について
当院でご提供しているマウスピース型矯正治療(アライナー)は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。
未承認医療機器に該当
薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2025年2月28日最終確認)。
入手経路等
アライン・テクノロジー社(日本法人:インビザライン・ジャパン合同会社)より入手しています。
国内の承認医療機器等の有無
国内では、マウスピース型矯正治療(アライナー)と同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2025年2月28日最終確認)。
諸外国における安全性等にかかわる情報
1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けていますが、情報が不足しているため、ここでは諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済対象外
国内で承認を受けて製造販売されている医薬品・医療機器(生物由来等製品である場合に限る)・再生医療等製品による副作用やウイルス等による感染被害で、万が一健康被害があったとき、「医薬品副作用被害救済制度」「生物由来製品感染等被害救済制度」などの公的な救済制度が適用されますが、未承認医薬品・医療機器・再生医療等製品の使用は救済の対象にはなりません。また、承認を受けて製造販売されている医薬品・医療機器・再生医療等製品であっても、原則として決められた効能・効果、用法・用量および使用上の注意に従って使用されていない場合は、救済の対象にはなりません。
日本では、完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。
口腔内スキャナーを用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 光学的に口腔内の印象を採得し、ディスプレイに表示して診療や患者さまへのご説明に使用したり、採得した3Dデータに基づき、マウスピース型矯正装置(インビザライン)や補綴物などの設計・製造に使用します。
- 口腔内スキャナーを使用して行なうマウスピース矯正治療は、機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 印象剤を使用した従来の印象採得に比べ、印象採得時の不快感は大幅に軽減されますが、お口の中にスキャナーが入るため、ごくまれに多少の不快感を覚えることがあります。
歯科用CTを用いた検査にともなう一般的なリスク・副作用
- コンピューターを駆使してデータ処理と画像の再構成を行ない、断層写真を得る機器となります。
- 治療内容によっては保険診療となることもありますが、基本的には自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
- 検査中はできるだけ顎を動かさないようにする必要があります。
- 人体に影響しない程度(デジタルレントゲン撮影装置の1/10以下)の、ごくわずかな被ばくがあります。
- ペースメーカーを使われている方、体内に取り外せない金属類がある方、妊娠中または妊娠の可能性のある方は検査を受けられないことがあります。
フェイススキャナーを用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用
- お顔全体の3Dデータを取得するための機器となります。
- 口腔内スキャナーを使用して行なう矯正治療は、機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- フェイススキャナーの種類によっては、撮影時に圧迫感や不快感を覚える場合があります。
- まれに、X線の照射により皮膚が赤くなることがあります。通常は数時間で自然に治まります。
- フェイススキャナーで得られたデータは、治療計画の作成に役立ちますが、必ずしも治療結果を保証するものではありません。